屋久島に住むガイドが紹介する屋久島に関する書籍・本・ガイドブック!
屋久島に行く前に事前勉強。もしくは行った後で屋久島旅行の余韻を楽しみながら読むのも良し。
屋久島のことを知れば知るほど屋久島の凄さが分ったり、好きになったりしますよ。
※実際に所有している本の紹介です。
※全国販売していない書籍は屋久島の書店(安房地区:泊書店、宮之浦地区:書泉フローラ)、屋久島環境文化村センター、屋久杉自然館などで購入することができます。
屋久島の概要が分かりやすい教本。
屋久島環境文化村センターの展示から、屋久島の「環境文化」を語るうえでキーワードとなる事例を選び、図版と写真を多用して、多面的にわかりやすく解説したものです。
屋久島環境文化村ガイド 図説 屋久島 屋久島環境文化財団
「植物遺伝子の宝庫」屋久島の生態系
薩南の海に浮かぶ屋久島は緑濃き亜熱帯の島である。屋久島固有種40種、同島を南限・北限とする植物種はそれぞれ149種・21種で屋久島が植物遺伝子の宝庫と称されるゆえんである。
世界の自然遺産 屋久島 田川日出夫 NHKブックス 1100円
スギと照葉樹林が共生するふしぎな島の素顔
屋久島は森の島である。しかも、照葉樹林とヤクスギ林というまったく相反するふたつの貌をもつ。また、九州一の高山地帯のその山腹では亜熱帯から亜寒帯までの植物相をみることができる。屋久島は水の島である。山間部では年間8000mm~1万ミリにも達する降雨が豊饒な植物相を支え、この小さな島を日本でいちばん豊かな緑で包んだ。・・省略・・世界自然遺産条約に登録された島の緑の中を歩いて、自然の巧妙な仕組みを知ろう。
BLUE BACKS 屋久島 巨木の森と水の島の生態学 湯本 貴和 講談社 740円
熱帯性の魚が群れ泳ぐ海から一気に2000m近くまでせりあがる緑の島は、亜熱帯から冷温帯までのバラエティー豊かな自然を五感すべてで味わえる絶好の地だ。
北限の隆起サンゴ礁やマングローブ、最南端の高層湿原、ヤクスギの森、島を一周し、林道を登り、清流をわたりながら、めずらしい動植物との出会いを楽しもう。
屋久島 樹と水と岩の島を歩く 青山 潤三著 岩波ジュニア新書 980円
もののけの島・不思議な島の自然が秘めた謎を解く。
豊かな水と森、巨岩に彩られた「不思議な島」をめぐり、特異なフロラとファウナに秘められた謎を解く。
世界遺産の森 屋久島 大和と琉球と大陸のはざまで 青山 潤三 平凡社新書 760円
目次より:遺産条約、彼岸花のころ、萌える新緑、巨大オブジュ、ヤクスギ、樹上の森、ツマベニチョウ、雨に咲く、木漏れ陽、夏の稜線、セミしぐれ、水辺の風景、ヤクシマザル、冬の森、再び遺産条約。コラム:別の言語体系で鳴く屋久島のツクツクボウシ。
屋久島 世界遺産の自然 青山 潤三 平凡社 3800円
5感をと澄まされる自然派の旅に! ハンディな自然観察ガイドシリーズ。
目次より、森の章、花の章、山の章、水の章、海の章、里の章、歴史の章、屋久島のフィールドガイド6、データページ
屋久島自然観察ガイド 日下田 紀三 山と渓谷社 857円
屋久杉自然館総合案内誌。
目次より
1海にそびえる緑の山々、2南の森と北の森、3屋久杉、4屋久杉の利用、5近代の林業
屋久杉自然館ビジュアルテキスト 屋久島やくすぎ物語 屋久杉自然館
目次より
屋久杉は森の王様、屋久杉は大きい、屋久杉は長生き、屋久杉は成長が遅い、世界巨木くらべ、屋久島は花崗岩でできている、水の惑星、屋久島には日本列島がつまっている、亜熱帯の海、南国の暮らし、野生の王国照葉樹林、洋上のアルプス、屋久杉の森、森へ行こう、イラスト紀元杉、のぞいてみよう杉の木の正体、森は生きている、切り株の謎、江戸時代の贈り物、よみがえる森、世界遺産、屋久島森と人の歴史、屋久島へ行こう※ふりがな付き、分かりやすく子供にもおすすめ
小さな地球 屋久島 屋久島の不思議 屋久島の秘密 屋久杉自然館
目次より
1屋久島の沿革、2屋久島の自然、3山岳概要、4屋久島の気象、5登山道案内、6屋久島の沢、7屋久島の岩場、8屋久島登山の記録、9屋久島の地名、山名、10屋久島の山岳遭難、11屋久島山岳の見所、12登山根拠地、13屋久島の名所、旧跡、14屋久島の交通
屋久島の山岳 近代スポーツ登山65年の歴史と現在 太田 五雄 八重岳書房 3786円
屋久島随一の景観を誇る白谷雲水峡をめぐる5コース、および白谷川を詳細に紹介。
巻頭記録写真80ページ、絶景を刻む
1屋久島の概要、2白谷雲水峡の自然、3白谷雲水峡で見る植物と動物、4白谷雲水峡を歩く(雲水歩道、弥生歩道、原生林歩道、楠川歩道、苔の森歩道)、5白谷川ほか
屋久島白谷雲水峡と白谷川 太田 五雄 南方新社 1800円
目次より
世界の自然遺産、島の位置と地形、島の植物と動物、島の気象、島の歴史概要、島の主な町、島の原生林と見どころ、屋久杉の巨木、島の山と登山、島の行事と祭り
自然ガイド 屋久島の旅 太田 五雄 八重岳書房 1000円
ガイドブックと図鑑が一冊になった本。
屋久島で見られる動植物588種を掲載。
世界自然遺産 屋久島の自然図鑑 神崎 真喜雄 メイツ出版 1800円
屋久島でコーヒー店を営む著者が紹介する屋久島の里ガイドブック。
山登りではなく、屋久島のスイーツ店やお土産屋さんを巡りたい人におすすめです。また、屋久島で住んでいるからこその実感のこもった文章に共感することが多いです。
帯より「地元の人に旅のプランを相談する気分で読める屋久島ガイドブック。一人旅やファミリーにもおすすめ、登らない屋久島の魅力を教えます。」
Hello! 屋久島 高田 みかこ KTC中央出版 1600円
第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。子供でも読むことができるように分かりやすい文章です。1993年、日本で初めて世界遺産に登録された屋久島。
この自然豊かな島のいたるところでその11年前まで広大な原生林が伐採されていた事実があった。
屋久島の過去・現在・未来にせまる渾身のドキュメンタリー。
もうひとつの屋久島から 世界遺産の森が伝えたいこと 武田 剛 フレーベル館 1600円
黒潮に洗われる洋上アルプス屋久島は、九州最高峰の宮之浦岳をはじめとする急峻な山岳を抱え、亜熱帯から亜寒帯に至る多彩な動植物が生きるいのちあふれる島、しかし産業構造の転換と観光の大衆化は、自然の荒廃と生活の変化をもたらした、樹齢数千年の屋久杉を中心に自然の太鼓の素顔を探りながら、自然と共存した島民のくらしを描きだす。
絶版 屋久杉の里 南日本新聞屋久島取材班 岩波書店 1600円
屋久杉伐採の歴史
屋久島の漆黒の森、2:国の開発始まる、3:戦時下と戦争直後、4:景気回復と高度経済成長のころ、5:山の中の都会、6:屋久島の再生にむけて
絶版 屋久杉が消えた谷 津田 邦宏 朝日新聞社 1300円
世界自然遺産の島
縄文杉だけが屋久島ではない。動物、植物、昆虫・・・島に生きる生き物たちの不思議な生い立ちを明らかにし、屋久島の素顔に迫る。
アジア周辺地域の源として
屋久島もっと知りたい 自然編 中田 隆昭 南方新社 1800円
山登りコミックエッセイ。
読みやすく、山登り初心者や山ガールにおすすめです。
文中で紹介されている屋久島縦走は体力の必要なコースですのでご注意ください。
山登りはじめました2 いくぞ!屋久島編 鈴木ともこ KADOKAWA 1100円
目次より
エコツーリズムとは何か、屋久島の概要、屋久島の自然を歩く、屋久杉はなぜ大きくなるか、前岳・奥岳と島のこころ、古文書に見る屋久島の歴史、自然のめぐみをいただく知恵、集落の宝、付録:屋久島関係リスト、動植物・参考文献・関係機関、屋久島島歴
山に十日 海に十日 野に十日 屋久島エコツーリズム・ガイドブック 財団法人 自然環境研究センター
世界遺産の島のサルと森と人と
日本の自然が圧縮された野生の宝庫・屋久島を舞台に11人の研究者がニホンザルを中心とした様々な研究を最新成果をわかりやすく紹介するとともに、自然保護と猿害の問題、エコミュージアムの構想などにも触れながら、人々の暮らしと自然とのよりよい関係を築くために研究者にとってどんな貢献が可能かを探る。
ニホンザルの自然社会 エコミュージアムとしての屋久島 高畑 由起夫 山極 寿一編著 京都大学学術出版会
世界自然遺産の島に生きる出会える100種を紹介。
野鳥の解説のほか、探鳥地図、総目録付き。
屋久島に生息している野鳥をざっと知るには良いですが、詳しく知るには本格的な野鳥図鑑が必要です。
屋久島の野鳥 写真と文 尾上和久 南方新社 1,800円
春牧という集落を通して屋久島の自然・そこに暮らす人の文化・歴史を知ることができます。
郷土誌に比べて読みやすく屋久島に住む若い人たちに読み継いでほしいものです。
屋久島春牧里めぐり里語り読本 春牧里めぐりの会 編著 南方新社 1,000円
ニホンザルの原風景
海岸から、標高2000m近い山頂まで、連続して自然の植生が見られる屋久島の森。
そこには、人間の存在など無視して暮らす、ニホンザルの自然な姿があった。
群れを追ってサル社会の謎にせまり、サルを通してみた屋久島の歴史を描く。
サルと歩いた屋久島 山極 寿一 山と渓谷社 1500円
屋久島の山の上という困難な場所で1000人を超える人々が汗水流して山を歩き、サルを追い、ヒルにおびえ、雨に打たれ、仲間と切磋琢磨し、笑い、悩み、議論しながらサルのことをひとつひとつ明らかにしてきたヤクザル調査隊の物語。
調査後に出会った友人の真っ黒の姿は、脳裏に焼き付いています。
サルと屋久島 ヤクザル調査隊とフィールドワーク 半谷吾郎 松原始 旅するミシン店 1600円
国語の教科書にも採用された椋鳩十の動物文学の有名なもののひとつ。
物語の舞台となったのは屋久島の山。
昭和27年の作品ですが、動物の習性や生態、自然の描写は劣るところはなく、深く共感できる作品です。
この本を読んで椋鳩十全集を揃えたくなりました。
片耳の大シカ 椋鳩十全集2 ポプラ社 780円
椋鳩十、最後の名作! 屋久島のヤクシマザルがモデルになっています。
屋久島の猟師に取材した伝説の大ザルの物語。
森深い屋久島の若ザル・ホシは、母を人間のわなに捕まえられ父を鉄砲で傷つけられますが、たくましく生き抜き、ヤクザル大王と呼ばれるまでに成長します。このホシの一生が感動的に描かれています。
ヤクザル大王 椋鳩十 南方新社 1500円+税
目次より
カメという生き物、海での生活を選択したウミガメ、ウミガメの仲間たち、ウミガメの生態、ウミガメの惨状、人間とウミガメ、生態調査、鹿児島県屋久島、関連団体、ウミガメの保護に関する法律、やめよう!昼間の放流会、ウミガメ用語辞典、ウミガメ観察の注意点
屋久島発 うみがめのなみだ その生態と環境 大牟田 一美 熊澤 英俊 海洋工学研究所出版部 1200円
屋久島世界自然遺産登録20周年記念出版
100年の眠りからいま、よみがえる鮮烈な写真に込められた英国人ナチュラリストの秘められたメッセージ。
※縄文杉コースで見られるウィルソン株の名の由来となった人です。
ウィルソンの屋久島 100年の記憶の旅路 古居 智子 KTC中央出版 1800円
屋久島「昭和と人と暮らし」。1200点の写真が集落に人が生きた証を永遠に記憶する。
屋久島研究・民俗学者の第一人者下野敏見氏の写真集。
1960年代からの島の年中行事、信仰、衣食住などを約1200点の写真で紹介。
消えた集落の風景、暮らしがここに蘇る。
南日本の民俗文化写真集「屋久島・口永良部島」 下野敏見 南方新社 3500円+税
自然とともに生きた民のささやかだが満ち足りた日々、手作りのものたちに囲まれた暮らし、山や海を守る神様たちの存在。
屋久島が真に島らしい暮らしに彩られていた時代の最後の記憶、昔かたりを一冊の本に残した。
屋久島・種子島 島・ひと・昔語り 文:古居 智子 かごしま地域文化創造事業 1362円
鹿児島の時代小説ここに誕生!
屋久島が舞台、幕末薩摩藩に繰り広げられる怪事件。
難事件を在番奉行大迫佐八郎が次々と解決する。
手に汗握る痛快捕り物時代小説七編。
屋久島奉行物語 家坂 洋子 高城書房 1400円
民話の宝庫、屋久島。
今に伝わる山姫、山和郎、山姥・・・の話。
世界自然遺産の島・屋久島。
屋久島の各集落の話者をたずね、その家の縁側やときには道端の木陰で、まれには座敷に上がらせてもらって親しく聞いた話の中から選び、それをもとに書いたものです。
屋久島の民話 緑の巻 下野 敏見 南方新社 1600円
縄文杉のあるようなこの島から、出るべくして出た文学作品。
屋久島の山の深さをひしひしと感じた子供も大人も楽しめる物語。
子供も大人も楽しめる物語
世界自然遺産の島 屋久島の不思議な物語 松田 高明 秀作社出版 1500円
森への二つの異なる視線を、持続性という観点から統合することである。
少なくとも屋久島ではつい最近まで行われ、次第にその意味が失われていきつつある民族社会の慣行を、今一度考え直してみる必要はあるだろう。自然保護と大上段から発言しなくても自然と人間とのあるべき関係への豊かな知恵がそこに存在してきたことに気づくであろう。
屋久島の環境民俗学 森の開発と神々の闘争 中島 成久 明石書房 2500円
目次より
スギとは、屋久杉、魚梁瀬杉、立山杉、杉沢のサワスギ、桃洞杉、水沢のスギ、鰺ヶ沢北限のスギ、白神山地のスギ、魚津の埋没林、箱根の神代杉と逆さ杉、杉と日本人、登呂遺跡のスギ材利用、受け継がれる杉林業、シンボルとしてのスギ
杉 屋久杉自然館
著名な屋久杉37本のデータ図鑑。
樹高・胸高周囲、着生植物と周辺植生の調査、平面分布・標高分布、樹高と胸高周囲の相関関係などについてまとめいます。
屋久杉 巨樹・著名木 屋久杉自然館
目次より
スギとは、スギ属の起源とその分布変遷、天然スギの分布と地域変異、わが国における代表的スギ天然林とその現状、摘要
日本の天然スギ 九州大学名誉教授 宮島 寛著 屋久杉自然館
地球上でここだけに生きてきた固有の植物46種類を含む全100種類。
標高1000mを超える高地に息づく植物たちのたくましくも可憐な姿を168枚のカラー写真で紹介する。
世界自然遺産の島 屋久島高地の植物 川原 勝征 南方新社 1500円
地産地遊の花の本!
地元の花が探しやすい!
園芸種も含め里で見かける約480種の花を掲載.索引もより探しやすくなりました!
屋久島の小さな集落が作った花ハンドブック。屋久島の里でよく見かける花のほか園芸種もふくめ特徴ある時期の写真を中心に編集されています。
屋久島里の花ハンドブック 春牧集落 500円
高低差約1900m、生命の宝庫に息づく338種。
屋久島で見られる身近な植物を645枚の写真でほぼ網羅したオールカラーガイド。
世界自然遺産の島を100倍楽しめる必携の一冊。
新版 屋久島の植物 監修:初島 住彦 写真と文:川原 勝征 南方新社 2600円
屋久島や口永良部島の地形を特徴付ける堆積岩や花崗岩、火山岩、そこから生み出される地形や鉱物などをていねいに説明しています。
屋久島の地質は大きく分けて海岸部の堆積岩、山岳部の花崗岩、両者の接触部の変成岩に大別されます。それらを火砕流堆積物や段丘堆積物などが薄く覆っています。
屋久島の地質ガイド 屋久島環境文化財団
身近に観察することができる昆虫や「ヤクシマ」の名を持つ昆虫を写真で紹介し、体の特徴や生息している場所、好む食べ物について説明しているほか、観察や採集の方法についても詳しく説明しています。
屋久島の昆虫ガイド 屋久島環境文化財団
屋久島は、渡り鳥の移動コースの中にあり、渡りの季節になると多くの鳥たちが通過したり、立ち寄ったりします。
屋久島で確認された野鳥16目44科168種に関して記載してあります。
内容構成は①屋久島でよく見かける野鳥ガイド、②野鳥に親しむためのバードウオッチングの方法、③調査及び観察期間に確認された野鳥の目録。
屋久島の野鳥ガイド 屋久島環境文化財団
周囲を海と変化に富む海岸線に囲まれた屋久島の代表的な4か所の海岸について、海辺にすむ生き物を調査し、作成したガイドブックです。
屋久島は「植物の宝庫」、「山岳の島」として知られてきましたが、島を取り囲む海にはあまり注目されることがありませんでした。しかし、全国的に自然海岸が消滅する中で屋久島の周りにはほとんど自然海岸が残されています。また黒潮の影響を多分に受け海岸の環境も変化に富んでいます。
屋久島の海辺生物ガイド 屋久島環境文化財団
屋久島の海岸や道路沿い、林道や登山道などでごく普通に見られ、一部県本土との共通種もありますが、屋久島ならではの植物という観点で選び紹介してあります。
月別に写真と解説で紹介する植物180種、標高別に写真だけで紹介する植物132種、合計312種を掲載してあります。
屋久島の植物ガイド 屋久島環境文化財団
日本に産する1600種あまりのうち、実は600種ものコケが深い森と豊かな雨に育まれてこの島に生育しています。屋久島はまさに世界有数のコケの宝庫です。
大型で特徴のはっきりした肉眼でも見分けることができるコケを中心に、生態や観察の仕方なども含めて、このコケガイドはなるべくわかりやすく編集しました。
屋久島のコケガイド 屋久島環境文化財団
屋久島の記録事業のデータを活用しながら屋久島の歴史や文化の入門編として作成。
屋久島は種子島家、薩摩藩などの管理下における遺跡、琉球との交易、シドッチ神父の来島など、大変興味深い独特の歴史、文化が残されています。
屋久島の歴史ガイド 屋久島環境文化財団
屋久島の継承されてきた生活の知識・技術や習わしなどまとめて本。
年中行事と民俗芸能、民俗信仰、妖怪、日常生活、仕事、食、コラムに分けられて紹介させています。
屋久島の民族ガイド 屋久島環境文化財団 定価1000円+税
日本を代表する知識人・文化人(知の巨人)たち14人による屋久島への特別寄稿(屋久島環境文化懇談会より)。
梅原猛、福井謙一、兼高かおる、大井道夫、下河辺淳、CWニコル、沼田眞、井形昭引、上山春平、養老孟司、山際壽一、白幡洋三郎、中村利雄、土屋佳照
屋久島 知の巨人たち~屋久島環境文化村構想 屋久島環境文化財団 1540円
目次より
屋久島文学散歩への誘い、椋鳩十「片耳の大鹿」、椋鳩十「海上アルプス」、椋鳩十「ヤクザル大王」、七五岳と椋鳩十、椋鳩十文学碑、もののけ姫、山尾三省、林芙美子、幸田文ほか
屋久島文学散歩 ~椋鳩十からもののけ姫まで~NPO法人 かごしま文化研究所 500円
日本で唯一の島マガジン。
特集:精霊の棲む森 屋久島
P38,39にて弊社が写真を提供しています。豊富な水と高低差のある独特の気候が植物の多様性を育てる「屋久島の花」
島から島へ for islanders like Columbus 島へ vol.92 2017年4月号 海風舎 780円
朝日ビジュアルシリーズ。
雨上がりの黄金風景:田口ランディ、私の原風景「屋久島」:宮崎駿、屋久島エコツアーのすすめ
週刊 日本遺産 屋久島 NO3 朝日新聞社 560円
屋久島原始の森、屋久島の森の木々、巨樹に会いにゆく縄文杉・大王杉、特別付録マイナスイオンカード、
屋久スギ、ガジュマル、アコウ、ハイノキ、ヤマグルマ、バリバリノキ
週刊 日本の樹木 屋久スギ 創刊3号 学研 560円
ヤマケイJOY連載記事をまとめたもの。
序章:島で暮らす決意、第1章毎日が小さな冒険、第2章一歩一歩、島人へ、第3章屋久島が故郷になる日、屋久島移住にお役立ちコラム、屋久島実用データベース
屋久島で暮らす あるサラリーマンの移住奮闘記 菊池 淑廣 山と渓谷社 1500円
大いなる自然、巡る季節、修久の時、そして、島人の日々の営み
生命の島から生まれた言葉・祈り!
三十代半ばに都会生活を閉じ、家族で移り住んで30年。
屋久島を魂の原郷とした男の詩と真実。
屋久島 日常としての旅路 日吉 眞夫 麗澤大学出版会 2000円
1996年の7月号から98年の6月号までの丸二年間にわたって月刊outdoor誌に連載したものを一冊にまとめたもの。
アウトドアというと一般的には野外で様々に遊ぶことや旅行をすること、多少の冒険をすることなどのように思われているが、僕はその中にあえて暮らすという視野を持ち込んだ。なぜなら究極のアウトドアとは暮らすことにほかならないからである。
ここで暮らす楽しみ 山尾 三省 山と渓谷社 1800円
1981年発行の「80年代」から掲載された「島の日々」は、水と緑の島、屋久島の暮らしのなかで見えてきたことを書き綴りながら、雑誌の終刊と共に10年39回の連載を終えた。
その全文をまとめた本書は80年代というひとつの時代を語る貴重な記録である。
島の日々 山尾 三省 野草社 2000円
屋久島で生きることの楽しさがいっぱいつまった本です。
ご注意ください、読んだらきっと住みたくなってしまうから。
~田口ランディ
屋久島発、晴耕雨読 長井 三郎 野草社 1800円
廃材利用の家造り
材料・道具費42万円でどうやって家を建てたか?
本書が実用価値を持つ記録であってなお、豊かな詩情を感じさせるのは、おさないさんの自然や人間とまるごと交歓できる開かれた心ゆえであうと思う~歌野 敬
屋久島に家を建てる おさない ひろこ 連合出版 1700円
シュプール女子登山部の必読書です。
すべての山ガールに! ~シュプール編集長
旅気分満載!
世界中をめぐって出会った悲喜こもごものエッセイ集。
屋久島ジュウソウ 森 絵都 集英社 514円
屋久島での取材をもとに書かれた小説。
太古の森が茂る世界遺産のY島でJ杉を見に行くという物語。
黒と茶の幻想 恩田 陸 講談社 2000円
「楽園」を追い求める写真家が出会った、ヤクスギの森の不思議。
屋久島は日本人の原点であり、魂のふるさとです。~梅原猛
世界遺産 屋久島 三好 和義写真集 小学館 3600円
年間300日以上森に入り見続けていた命の姿。
それは、悠久の時より続く水の物語である。
数々のメディアに写真・映像を提供し、注目を集める著者、渾身の一冊。
屋久島 神々からの伝言 堀江 重郎 南方新社 2500円
しみじみと樹と向かい合う。
樹ってなんてあったかいだろう、と何回屋久島の森や稜線で呟いたことだろう。樹の持つ温もりを直接肌で感じたり、ちょっとした佇まいの中に感じたりした。そして、生きていても枯れていても、同じような温もりが伝わってきた。ぼくは樹の温もりの中で、樹と自分とのことを考えてみたかった。
樹よ。屋久島の豊かないのち 山下 大明 小学館 3800円
森は暗い。森は怖い。そして、森は美しい。
息を潜め、何ものかの気配を背中に感じながら、歩き、佇み、しゃがみ込み、そしてまた歩く。
見ようとしなければ見えてこない森。屋久島の新しい視点、夜の照葉樹林(里山)の写真集。
「上の森(屋久杉の森)では、誰でもその素晴らしさに気づくが、下の森(照葉樹の森)では、見ようとしないと見えてはこない。照葉樹林の本質は、例えば地面の落ち葉の中に隠されていたり、あるいは夜の森を歩き回らない限り、なかなか見えてこない世界なのだ」
月の森 屋久島の光について 山下 大明 野草社 3800円
季刊「生命の島」に掲載されたもの。写真家山下大明氏が人に必要な最小限の広さテント、立って半畳、寝て一畳的な世界から見つめた森を通して感じたことを綴った写真とエッセイ。
本文より「森は、空に向かって枝を大きく広げた樹が土に根を張り、何本も寄り集まってできている。だたそれだけなのに、その中にると心が安らぎ、持ち続けていた迷いがなくなっていくのはどうしてだろう。」
森の中の小さなテント 山下 大明 野草社 1800円
屋久島の風景を写真で紡ぐ絵本。
屋久島のガイドとして伝えたいことがつまっています。
時間(とき)の森~屋久島 山下 大明 そうえん社 1404円
水と森の島、知られざる素顔に迫る。
樹齢7200年の縄文杉、幻の竜王滝、霧に育つ巨木、世界最大の照葉樹林、日本最多年間1万ミリの雨、亜熱帯に冬の吹雪など、30年に及ぶ取材の集大成。
世界遺産屋久島 多様性の回廊 水越 武 講談社 3800円
誰も知らない、屋久島の素顔。
ヒマラヤにも足跡を残し優れた登山家である太田五雄が、50年間、屋久島の踏査登山のかたわら撮りためてきた写真を一挙に発表する。
屋久島の最深部、誰も知らない本当の屋久島の素顔が、数々の写真によってはじめて明らかにされる。