今回は研修も兼ねて屋久島里めぐりのモニターツアーに参加してきました。
地元の観光業に携わる人たちが実際に里めぐりを体験して、紹介してもらうきっかけづくりとして開催されたものです。
個人的にはNHK番組ブラタモリをイメージさせるような知的好奇心に満ちたツアーで普段見慣れた景色も一味違って見えました。
こちらは盛久(もりひさ)神社。平清盛の重臣であった平盛国の息子・平盛久を祀った神社です。
神社の由来を紙芝居を使って分かり易く説明してくれました。
屋久島には平家の落人伝説がいくつも残っています。
裏には五輪塔が祀ってありました。
盛久神社の境内には夫婦アコウと呼ばれる樹木があります。上部が合体して支えあっているように見えるのでその名がつきました。間を通るとご縁があるらしいです💛
こちらは森林軌道の発着場。当時、屋久杉を運んでいた様子を写真を使って説明してくれました。
森林軌道と言えば縄文杉ルートで見られるトロッコ道が有名ですが、この発着場を登っていくと縄文杉の登山口にもつながっています。ちなみに立ち入り禁止ですが・・・。
誰もが観光トロッコの実現を思い浮かべますが、法律的になかなか難しいようです。
こちらがいわゆるトロッコ。よく見ると手で操作するブレーキなどがあります。
天柱石に見立てたオブジェの前で岳参り(各集落の五穀豊穣などを山の神様に祈願するための登山)のお話がありました。
興味のある方は、太忠岳登山ツアーに参加してみてください。
滝之川の一枚岩。道端から歩いて一分できれいな沢にたどり着きます。車で何回も通っているのに知りませんでした。(^^;
雨が多く、川の多い屋久島では、各集落にきれいな沢が流れています。このような所がすぐ近くにあるのが屋久島の良い所ですね。夏には子供を連れて遊びに行きたいなあと思いました。
最後は名所・松峰大橋。照葉樹の森に覆われたすばらしい展望を見ることができる場所です。
橋の上からは恒例のシダ飛ばし?紙飛行機のようにシダを飛ばします。
ちなみにシダ以外の植物も飛ばしてみるのも面白いです。
語り部の皆さま、ご苦労様でした。大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。