縄文杉ルートの河原ではサツキの花が見頃を迎えています。 盆栽や庭木として有名ですが、本来河原の岩場などに自生しています。 名の由来は、他のツツジより花期が遅く、皐月の頃に花が咲くことによりますが、屋久島ではサクラツツジやヒカゲツツジより 半月程度遅いぐらいに感じます。
岩の隙間に深く根を下ろし、生きています。増水した時は、ここは水の中です。
小杉谷下の河原が一番見やすいポイントです。
河原で休憩しているとヤクシマザルが近づいてきました。(写真右上) 観察しているとサツキの花の蜜をたくさん吸った後は、岩の上でのんびり毛づくろい。 その姿を見ているとなんだか心がほっこりしました。
トロッコ道にてよく観察してみると1cmにも満たない小さな花が咲いていました。 コケトウバナです。屋久島の固有変種で、ヤマトウバナの変種になります。
珍しく数センチほどの小さい卵が落ちていました。何の鳥の卵でしょう?想像が膨らみます。
エゴノキの花もたくさん落ちています。大量に花をつけるのでよく目立ちます。
最後にヒキガエルの登場。見慣れているせいかだんだん可愛く見えてきます・・・。苦手な方はすいません。 季節の変化を楽しみながら、登山道を歩いている日々です。
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