雨にしか見られない景色を満喫【屋久島白谷雲水峡ガイドツアー】
- 屋久島自然学校
- 2019年6月12日
- 読了時間: 2分

遠く北海道から来られたOさんと屋久島白谷雲水峡のガイドツアーに行ってきました。
すでに梅雨入りしている屋久島。
今日もぱっとしない天気かと思いきや、霧のかかった幻想的な世界を楽しむことができました。

川沿いにはサツキの花が咲いていました。庭木に使われるサツキですが本来は渓流植物といってこのような川の近くに自生しています。

落差20mほどの飛流落としの滝。雨と山が多く急峻な屋久島では滝が多くみられます。

屋久島を表す言葉はいろいろありますが「水の島」でもあります。

白い霧がかかったつり橋。 これぐらいガスがかかるのはまれなのでラッキーです。

白谷川、つり橋からの眺め。

苔むした渓谷も良い雰囲気。

ユウレイダケとも言われるギンリョウソウの花。光合成をしないので真っ白の姿です。

空を見上げるとモミの巨木がモンスターのようにも見えてきます。屋久島は屋久杉以外も大きいです。

雨の日は苔がいきいきしているので苔のしずくをみるのには最適です。

大きな七本杉の横を通りぬけていきます。推定樹齢1500~2000年ほどではっきりとは分かりません。

有名な「苔むす森」。雨の日の方が光の反射が少なく苔が色鮮やかに見えたりもします。

根っこや石のあるこんな登山道を頑張って登っていくと・・・

太鼓岩に到着。残念ながら真っ白でこの日、唯一の心残りです。一回ではすべてを見せてはくれませんのでOさん、また見に来てください。

太鼓岩の後ろの屋久杉を見てみると・・・蜘蛛の巣も雨の日はこんなにきれいです。
天候が今一つで心配していた白谷雲水峡トレッキングでしたが、思いのほか素晴らしい森を見せてくれました。
その日にしか見れない自然がありますので梅雨時でもぜひ屋久島に遊びに来てくださいね。
Oさんとは翌日ヤクスギランドツアーに行ってきました。