南の島のイメージが強い屋久島ですが、大きな寒波が来ると山の方では雪が降り積もります。
今回はコケの景色が美しい白谷雲水峡をご紹介いたします。撮影したのは2023年12月下旬です。
登り始めは雪が少なく、いつものコケの美しい景色。
冬らしくツバキの花も落ちていました。
苔むす沢にも雪と日差しが射してとても綺麗でした。
映画「風の谷のナウシカ」に出てくるオウムに似ていると言われている大岩。
木漏れ日が雪の上に差し込んでとても綺麗。
一番有名な「苔むす森」
コケを間近で見ると美しいですよ。
フワフワのコケはヒノキゴケ。
雪が珍しいのできれいな景色をみると思わず写真を撮ってしまいます。
屋久杉の切り株。
「かみなりおんじ」という面白い名前がついていますが、大きな屋久杉です。
つらら発見!子供のようにうれしくなります。
雪が10㎝程ありましたが、苦労することなく?太鼓岩に到着。
標高1800m以上の山々が連なっています。残念ながら九州最高峰の宮之浦岳は見えませんでした。
この日はクリスマスということでサンタの帽子?をかぶって登山。それ違う人に笑顔をお届けできて良かったですよ。
東側の景色。遠くに太忠岳の高さ40mの天柱石も見えます。
北側の方を見ると珍しく開聞岳・桜島・大隅半島まで見えました。
積雪が心配された日でしたが、雪とコケの素晴らしい景色を見ることができて大満足でした。
ちなみに軽装の人が多く見られましたので十分にご注意ください。
雪がある場合には、チェーンスパイク、ストック、ゲーターなどの冬山装備が必要となってきます。
(この日は縄文杉コースでは20~30cmほどの積雪があったようです。その為、1月2月は標高の低い白谷雲水峡のコースをおすすめしています。)
屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーはこちら。
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