繁忙期を過ぎて、時間が出来たので屋久島の太忠岳にトレッキングに行ってきました。
九州百名山にも選ばれるとても良い山なのですが、縄文杉や白谷雲水峡が有名すぎて実際に行く人は少ないです。
屋久島のバリエーション豊かな自然が凝縮された山ですので、ある程度体力のある方で山登りが好き、山登りにも興味がでてきた方におすすめのコースです。

太忠岳の山頂には天柱石と呼ばれる高さ約40mの石が立っているのが特徴です。

ヤクスギランドの中を通っていきます。(屋久杉をじっくり見るのにはとても良い所です)

つり橋からの眺め。スケールの大きな川です。

キッコウハグマの花が咲いていました。

屋久杉「ひげ長老」を見上げたところ。

二代杉。洞の中に入ることができて、屋久杉の大きさを実感することができます。

大きな屋久杉の倒木。

屋久杉の天然林が立ち並んでいます。貴重な森の為、大学などの調査地に指定されています。

屋久杉とヤマグルマの木。屋久島ではよく見られる組み合わせです。

ヒメシャラの木と屋久杉。

数百年の杉が当たり前になってきます。

屋久杉「小田杉」。台風が来る屋久島では屋久杉の先端が折れていることが多いです。

屋久杉「釈迦杉」

至る所で巨木を見ることができるすごい森です。

こちらはツガかモミの巨木。先端には違う植物が着生しています。

苔むした森もちらほら見られます。

屋久島では貴重な紅葉する木「コハウチワカエデ」

屋久島では紅葉が少ないので見つけて楽しむ感じです。

ピンク色の紅葉が美しい「マルバヤマシグレ」

踏まれそうなところにツルリンドウの実を発見!

屋久島の町の花「ヤクシマシャクナゲ」の蕾。冬を乗り越えて来年花を咲かせます。

山頂が近くなると大きな岩が目立つようになり、この岩の下をくぐっていきます。

天柱石に到着。高さが約40mとも言われています。

岩の裏には祠が祀ってあります。屋久島では今でも山にお参りに行く「岳参り」という山岳信仰が残っています。

この日はあいにくうすい雲がかかっていましたが、それも神秘的な景色です。

白く立ち枯れしてしまった屋久杉などの自然のオブジェがかっこよい。


「ナナカマド」の紅葉。屋久島は標高が高いので見ることができます。

近くの展望所から見た花折岳。

色々な樹木が織り交ざった森が素晴らしい。

天柱石を見ているとなんだか人の顔に見えてきませんか?

帰りは足元を観察しながら戻ってきました。

キノコじゃないよ。寄生植物「ツチトリモチ」

毒草「マムシグサ」

コケの上に生える屋久杉の幼木。

小さなコケの世界が美しい。

最後はヤクスギランドの河原で休憩して帰りました。
屋久島の魅力が凝縮した山ですので興味のある方はこちらのホームページをご覧ください。
太忠岳良い所ですよ。
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